日比谷高校の教科別メソッド

自己PRカードについて

自己PRカードとは、このカードのことです

自己PRカードの概要

日比谷高校入試における自己PRカードとは、

  • 推薦入試の出願時に提出する書類の1つです
  • 点数化はされません
  • 推薦入試の面接の際に資料として用いられます
  • 推薦入試の合否判定の際に「参考資料」として活用されます
  • 「日比谷高校を志望する理由」「中学生活の中で得たこと」「高校卒業後の進路」の3つについて書きます
  • この3つは面接で必ず質問されるテーマです

以上のことから、自己PRカード自体は直接点数化はされませんが、面接の点数を左右するものであると考えられます。
日比谷高校に推薦入試で合格するには自己PRカードの中身を充実させる必要があるということです。

では、どのようにして自己PRカードの中身を充実させていけばよいのでしょうか。
それについて述べていきます。このページの最後に「記入例」も紹介していますので、最後まで読んでいただければどんなことを書けばよいのか、どういった準備をすれば書けるのかがわかります。

1:日比谷高校の『本校の期待する生徒の姿』を踏まえる

皆さんは、日比谷高校が示している『本校の期待する生徒の姿』を読んだことがありますか?

ここには、日比谷高校が「こういう生徒にウチに来てほしい」という内容が書かれています。日比谷高校は、「特に推薦入試では・・・な生徒に来てほしい」とハッキリ書いてくれています。

したがって、これを満たすための日々の取り組みが重要になります。また、「私は日比谷高校の『本校の期待する生徒の姿』を満たしていますよ。」ということを自己PRカードを通してアピールすることが非常に重要となります。

では、どのような生徒を日比谷高校は求めているのでしょうか?

令和4年度入試における日比谷高校の『本校の期待する生徒の姿』へのURLを貼っておきますので、各自確認しておいてください。

これに私なりの解釈を加えて、日比谷高校がどのような生徒を求めているのかを考えていきます。

・自分で自分を律することができる(自分の感情をコントロールできる)
・幅広い教養と高い学力を獲得するための努力をする決意をしている
・そのための準備として、現在も中学3年生としては十分な教養と学力を身につけている
・難関国公立大学を目指している
・中学校において、学習・行事・生徒会活動・部活動に積極的に取り組んだ

【特に推薦入試においては】
・出席状況が良好
・内申点が優れている
・英検・数検・漢検などで準2級以上(高校中級以上)の能力を発揮したことを証明できる
・学校行事の実行委員長・生徒会長・部活動のキャプテンなどを経験した
・都大会や同規模のコンクールで優秀な実績がある
・論理的な思考力、考察力、意見の表現力がある

といった生徒を求めているようです。これらの条件をクリアしていることをしっかりとアピールできた人から合格するのが日比谷高校の推薦入試であると考えておいてください。

したがって、「良い自己PRカード」とは日比谷高校が示す『本校の期待する生徒の姿』を満たしていることをアピールできている自己PRカードであるといえます。

日比谷高校の推薦入試では、自己PRカード以外にも提出する書類があります。
また、小論文や面接などの選考を実施します。

日比谷高校側に自分をアピールする機会は自己PRカードのみではありません。
調査書でアピールすることは調査書が、小論文でアピールすることは小論文がアピールしてくれます。

では、自己PRカードではどういったことをアピールすればよいのでしょうか?
それを知るために、先ほど紹介した『本校の期待する生徒の姿』のうち「特に推薦入試において求められている条件」について、1つずつ解説を加えていきます。

  • 出席状況が良好⇒別途提出の調査書で「出席日数」「欠席日数」という形で伝わる
  • 内申点が優れている⇒別途提出の調査書で「9科内申」の数値で伝わる
  • 英検・数検・漢検などで準2級以上(高校中級以上)の能力を発揮したことを証明できる
    ⇒別途提出の調査書の「その他」の欄に記載されることが多い
    ⇒こうした検定に合格している場合、その事実を担任の先生に伝えておく
  • 学校行事の実行委員長・生徒会長・部活動のキャプテンなどを経験した
    ⇒別途提出の調査書に記載する欄がある
    ⇒自分が特に得たものが多いと思う活動に関しては自己PRカードの2番で扱
  • 都大会や同規模のコンクールで優秀な実績がある
    ⇒別途提出の調査書に記載する欄がある
    ⇒自分が特に得たものが多いと思う活動に関しては自己PRカードの2番で扱う
  • 論理的な思考力、考察力、意見の表現力がある⇒面接時の受け答え、小論文(+自己PRカードの文面)で判断する

といったところです。
話が自己PRカードから逸れますが、調査書でアピールできる事柄が多いですね。
いかに入試までの事前準備が重要かということがわかるかと思います。
しかし、自己PRカード、面接、小論文でのアピールの仕方次第では準備の段階で多少不利であったとしてもそこから逆転できる可能性があります。
合格のために自己PRカード、面接、小論文の対策をしっかり行いましょう。

自己PRカードに話を戻します。

自己PRカードでは「中学時代に特に力を入れた活動」+「そこから得たもの」についてアピールできると良いと考えられます。
また、後ほど詳しくみていきますが、この2つについてのアピール内容と「日比谷高校を志望する理由」「日比谷高校を卒業した後の進路」を一貫したものにすることが非常に重要となります。

2:事前準備

先ほどの内容を踏まえると、自己PRカードを書くための事前準備としては

  • 「中学時代に特にこれに力を入れました」とアピールする活動を日々頑張る
  • そこから得たことについて言語化しておく

といったものが挙げられます。

それ以外の準備についても紹介します。

日比谷高校は学校見学会・学校説明会・入学相談会を主に毎年7月から12月にかけて実施しています。必ず参加してください。また、学校案内パンフレットや日比谷高校のウェブサイトに掲載されている校長先生の挨拶や教育目標を中心に、各ページにしっかりと目を通しておきましょう。 そして、それらを読みながら「自分は日比谷高校に入学してからどのように過ごしたいのか」「卒業後にどの大学でどのような研究や学びをしたいのか」といったことを考え、文章化しておきましょう。

3:何を書くか

概要でも述べた通り、自己PRカードでは「日比谷高校を志望する理由」「中学生活の中で得たこと」「高校卒業後の進路」の3つについて書きます。
3つそれぞれについて「このような条件を満たすと良いのではないか」という条件を紹介します。

書く順番について

自己PRカードでは、「日比谷高校を志望する理由」「中学生活の中で得たこと」「高校卒業後の進路」の順に設問が設定されています。
私は、良い自己PRカードを書くためにはこの順番では書かないほうが良いと考えています。

では、どんな順番で書けば良いか紹介します。

①設問3:高校卒業後の進路について
②設問1:志望理由について
③設問2:中学校生活の中で得たこと

と考えています。
なぜこの順番なのか、そしてそれぞれの設問でどんなことを書けばよいのかについて、私の考えを紹介します。

①設問3:高校卒業後の進路について

この設問では、将来の夢・目標・目指している職業などについてできるだけ具体的に書くことが求められています。

私が考える「この設問で満たすべき条件」を紹介します。

条件①日比谷高校卒業後、大学で行いたいと考えている研究・学びを具体的に述べている
条件②その研究・学びを社会でどのように活かし、誰に対してどのような貢献がしたいのかを具体的に述べている
条件③日比谷高校での学びをどのように目標の実現に活かしたいと考えているかについて具体的に言及している
条件④それらを実現するために中学時代にどのような努力をしてきたかについて言及している
条件⑤③④について言及することで、「この進路を実現したい」という意志が伝わってくる

①②が長くなった場合は③④については自己PRカードでは言及しない、という作戦もアリです。なぜならば、③④については面接で面接官が質問してくれるからです。

無理して全部を詰め込む必要はありません。

それぞれの条件について解説を付記します。

条件①日比谷高校卒業後、大学で行いたいと考えている研究・学びを具体的に述べている
日比谷高校は、卒業生に難関国公立大学へ進学してほしいと考えていると私は推測します。
もっと具体的に言うと、東京大学に進学してほしいと考えているのではないでしょうか。
そこで、自己PRカードを書く際は、「私は大学で(できれば東京大学で)〇〇を研究したい(学びたい)と考えています!」とアピールするのが有効だと考えられます。

条件②その研究・学びを社会でどのように活かし、誰に対してどのような貢献がしたいのかを具体的に述べている
大学受験は人生のゴールではありません。難関大学に合格した後の過ごし方がとても大切です。
日比谷高校は、それを分かってくれている中学生に入学してほしいと考えているのではないでしょうか。
そこで、「〇〇を研究し(学び)、その成果でAをBにしたい/…を解決したい/…な人々を助けたい」といったことを書きましょう。
(例:アフリカの飲料水が手に入らず困っている人が飲料水を手に入れることができるようになる技術を開発したい)

条件③日比谷高校での学びをどのように目標の実現に活かしたいと考えているかについて具体的に言及している
条件①②を実現するために、日比谷高校での3年間をどのように過ごせば良いでしょうか。
「進路の実現を本気で考えているのであれば、準備期間としての3年間の過ごし方も本気で考えているはず」と日比谷高校側は考えているのではないでしょうか。
条件③は、条件①②との関連性がなければいけません。
関連性が無い例:「将来は知的財産に強い弁護士になって日本企業の特許を守りたい」⇒「日比谷高校はSSHなので、生態系について研究してみたい」

つまり、設問3の条件①②を考えてからでないと、日比谷高校でどう過ごしたいと考えているか、つまり設問1の内容を決めることはできないということです。 これが、設問3を書いた後に設問1を書いてほしい理由です。

条件④それらを実現するために中学時代にどのような努力をしてきたかについて言及している
「条件①②で述べたことは本当のことなのだろうか?」「本気でそう思っているのだろうか?」と、面接官は思うはずです。
書くだけならその場の思いつきだって書けますし、推薦入試合格のために思ってもいない綺麗事を書く人だっているかもしれません。
そうした状況のなかで、あなたが本気でそれを目指していることを自己PRカードを読んでくれる日比谷高校の先生や面接官に伝える必要があります。
そのためには、「すでにそれを目指して本気で取り組んでいる」「それを実現するために必要な経験をした」とするのが一番です。

つまり、設問2は設問3の内容を決めてからでないと書くことができないということです。

「こんな取り組みをしてこんなことを学びました。それを進路実現のためにこのように活かしたいと考えています。」のうち、「こんな取り組みをしてこんなことを学びました。」については設問2で書きますので、設問3では「〇〇を目指すために、中学では…という経験をしました。これを…といったかたちで活かせると考えています。」といったかたちで書くにとどめておきましょう。

条件⑤③④について言及することで、「この進路を実現したい」という意志が伝わってくる
繰り返しになりますが、「大学で…を学び、…を実現したい」と書くこと自体は少し調べれば(あるいは周りの大人の力を借りれば)誰だってできてしまいます。
したがって、あなたが「本気でそう考えている」ことを文面からアピールできていなければいけません。
何度も書き直し、できるだけたくさんの大人の人に読んでもらってあなたの「本気」が伝わる文面にしていきましょう。
最低3人の大人の人に読んでもらうことを推奨します。

②設問1:志望理由について

この設問では、日比谷高校に入学したいと思った理由や入学してから取り組みたいことについて書くことが求められています。
私が考える「この設問で満たすべき条件」を紹介します。

条件①設問3の内容と関連している
条件②他の高校では実現できない(実現しづらい)具体的な内容である
条件③「日比谷高校に入学したい」という意欲が伝わってくる内容である

それぞれの条件について解説を付記します。

条件①設問3の内容と関連している
設問3条件③と同じです。
設問3で、「高校卒業後に大学で何を研究し(学び)、それを活かして誰にどのような貢献をしたいか」を考えました。そのための「勉強」「準備」を行う場所として日比谷高校を選んだといえる内容になっている必要があります。

条件②他の高校では実現できない(実現しづらい)具体的な内容である
これが重要かつ厄介な条件です。
この条件を満たしていない例、つまり「他の高校でもいいじゃん」となってしまう例をいくつか紹介します。

NG例
・「東大に行くための勉強をしたい」⇒どこの高校に通っていても、東大対策の勉強をすること自体はできます
・「演劇部に入りたい」⇒他の高校にも演劇部はあります。(日比谷高校演劇部の実績などの特徴を調べ、日比谷高校の演劇部でなくてはならない理由を見つけることができる可能性はあります。)

NG例を参考にして、条件②を満たすあなたが日比谷高校を志望する理由を考えましょう。

具体的には、日比谷高校の特徴を徹底的に調べてあなたなりの「日比谷高校でなければ実現できなそうなこと」を考えてみてください。
日比谷高校のカリキュラムや授業、制度、行事、部活動などを詳しく調べることでみつかると考えられます。

参考例
私は
・都立高校で唯一、SSHとグローバル10の両方に指定されている(ので、研究と海外派遣研修の両方を経験できる)
を「日比谷高校にしかない特徴」と考えています。

また、「都立高校」に限定すれば
・東京大学を目指す同級生がたくさんいる環境でお互いを高め合うことができる
も「日比谷高校にしかない特徴」であると考えています。

しかし、私立高校にはそういう学校はたくさんありますので「日比谷高校でなければならない」という観点からは少し弱いですね。
他にも「日比谷高校にしかない特徴」があると思います。
サイトの様々なページを読み、日比谷高校が主催する学校説明会などのイベントに積極的に参加してあなたなりの志望理由を見つけてください。

条件③「日比谷高校に入学したい」という意欲が伝わってくる内容である
このページで何度も言っている通り、自己PRカードに書いてあることは受験生の本音とは限りません。対策用にそれらしいことを言っているだけかもしれませんし、周りの大人に入れ知恵されて書いているだけかもしれません。
そこで、設問1で書く「日比谷高校で入学してからやりたいこと」と設問2で書く「中学校生活の中で力を入れた活動」「そこで得たこと」を関連させるようにしてください。
そうすることで、あなたの「本気度」が伝わります。

③設問2:中学校生活の中で得たこと

この設問では、学校内外での活動(学級活動、生徒会活動、部活動、ボランティア活動、視覚・検定の取得など)を挙げたうえで、具体的な体験・エピソード・事実を紹介してそこから自分が得たこと、成長したことを書きます。
私が考える「この設問で満たすべき条件」を紹介します。

条件①設問3、設問1の内容と関連している
条件②リーダーシップ、協調性、コミュニケーション能力がアピールできる体験・エピソードが書いてある
条件③あなたの人間性・個性が伝わってくる内容である(そしてその人間性・個性を面接でも発揮できる)

それぞれの条件について解説を付記します。

条件①設問3、設問1の内容と関連している
これまで何度か書いた内容ですが念のため。
「私は将来大学で〇〇を研究し(学び)、・・・に貢献したい。そのために日比谷高校で〇〇をしたい。そして、こうした目標や活動につながる経験を中学ではしてきた。」という内容を考え、そのうち「中学でした経験」について設問2に書くということです。

条件②リーダーシップ、協調性、コミュニケーション能力がアピールできる体験・エピソードが書いてある
日比谷高校は推薦入試における評価の観点を公表しています。
リンクを貼っておきます。

そのなかに「個人面接(や集団討論)においてリーダーシップ、協調性、コミュニケーション能力を評価する」という旨の記述があります。
はじめに書いた通り、自己PRカードは面接の内容や点数を左右するものです。

したがって、自己PRカードにエピソード・体験を書く段階で「リーダーシップ、協調性、コミュニケーション能力」についてアピールしておいたほうが良いと考えられます。
具体的には、「キャプテンとしてリーダシップを発揮した」「生徒会長として生徒会の活動方針を決めるにあたり、メンバーとのコミュニケーションをしっかりととった」といった例が挙げられます。あなたのこうした事例を思い出して(考えて)みてください。

条件③あなたの人間性・個性が伝わってくる内容である(そしてその人間性・個性を面接でも発揮できる)
人間性・個性が伝わってくる内容とは、あなたの性格が伝わってくる内容であると言い換えることができます。逆に、人間性・個性が伝わってこない内容とは、例えば「私は中学3年間野球部員として活動しました。2年の秋には創部以来初めてブロック大会を突破し、都大会に出場しました。」とだけ書いてある文章のことです。「『野球が上手い』という個性が伝わるじゃないか!」という反論があるかもしれません。しかし、そうとは限りません。なぜなら、この生徒はレギュラーではなく、ベンチ入りもしておらずスタンドで応援するだけの選手だった可能性があるからです。

したがって、「チームが強くなるために、私は〇〇に取り組んだ。そして、〇〇することの重要性に気づいた」「ブロック大会突破という目標のために〇〇を心がけた。その結果、〇〇する力が身についた」といったかたちに内容を変えてあなたの人間性・個性が伝わる内容にしましょう。

また、自己PRカードから伝わるあなたの人間性・個性は面接でも発揮できる内容でなくてはいけません。

どういうことかというと、例えば自己PRカードに「吹奏楽部のキャプテンとして、常に練習の雰囲気を明るくすることを心がけました」と書いた人が、面接では表情が暗く、姿勢も悪く、声もボソボソとしか出さないということだと良くないよ、ということです。

「吹奏楽部のキャプテンとして、常に練習の雰囲気を明るくすることを心がけました」と書くのであれば、面接では明るい表情や声によって面接官に「ああ、たしかにこの子だったら雰囲気を明るくできそうだな」と思わせなければいけないということです。

どちらかというと面接での注意ポイントになりますね。

しかし、自己PRカードを書く際にも注意しておきましょう。

4:自己PRカードを記入するときの注意事項

  • 「具体的に書く」とはどういうことか知ったうえで書く
    この文章では、これまで「具体的に書きましょう」ということばが何度かでてきました。「具体的に書く」とは、どういうことなのでしょうか。
    それは、「5W1Hを明確にして書く」ということです。
    5W1Hとは、Who(だれが)When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)です。
    これらを明確にして書きましょう。
  • 各設問で主張する内容は1つに絞る(多くても2つにする)
  • 1文を長くしすぎない(1文は60字程度までにする)
  • 1つの設問に書く量は1行30字ほど、5~6行前後にしておく。つまり150字~180字ということ。(分量が少なすぎるのはもちろん、多すぎるのも「字が小さくて読みづらい」などの原因になるのでNG)
  • 「中学時代に取り組んだこと(過去)」「高校で取り組みたいと思っていること(現在)」「高校卒業後にやりたいこと(未来)」の3つに一貫性を持たせる
  • 受験生本人が記入する
  • 黒のボールペンで記入する
  • 消せるボールペンは使わない
  • 修正液や修正テープを用いるのはNG。
  • (書き損じた場合は、必ず新しい用紙に書き直してください)
  • 新しい自己PRカードはこちら(https://omoukoto.net/wp-content/uploads/2021/09/%E9%83%BD%E7%AB%8B%E8%87%AA%E5%B7%B1PR%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89.pdf

からダウンロードできます。

5:自己PRカードを記入した後の注意事項

記入した自己PRカードは、提出する前に必ずコピーをとっておいてください。
面接対策の際に活用するからです。

どのように活用するかと言うと、面接の際にどのような質問がなされるか予想をするときに使います。
自己PRカードの内容を基に面接官が質問をしてきますので、事前にどのような質問がされそうかを予想して答えを準備しておきます。
答えが準備できたら、それを自分の言葉でスラスラと答えられるようになるまで答える練習をしてください。
これについては、詳しくは面接対策のページで紹介しています。

【おまけ】自己PRカードの文例

1志望理由について

私が貴校を志望している理由は、貴校でSSH活動を行いたいからです。きっかけは、令和3年10月21日に発行された貴校のSSHだより第2号を読んだことです。「フォアボールが試合に与える影響について」を研究した方がいることを知りました。私はデータサイエンスを用いて野球を研究したいと考えていたので、同じ分野の研究をしている人がいる貴校を志望しています。

2中学校生活の中で得たことについて

私は中学3年間野球部員として部活動に励み、3年生のときにキャプテンを務めました。その際、全員と話す機会を設けて各人の月ごとの目標を設定するようにしました。そして、その達成のために日々のコミュニケーションも大事にしました。その結果、チーム力が大きく向上し、ブロック大会で準優勝することができました。この経験から、私は目標を設定することの重要性を痛感しました。

3高等学校卒業後の進路について

私は貴校を卒業した後、東京大学に入学して学部横断型プログラム「数理・データサイエンス教育プログラム」に参加します。そして、データサイエンスについて学び直し、前記教養課程で広げた知見と併せて研究テーマを改めて模索します。そして、データを分析することだけでなく、その分析を活かして具体的な行動を提案し、社会が抱えている課題の解決に貢献したいと考えています。

さいごに

このページで伝えたことを参考にして、自己PRカードを書いてみてください。

真剣に取り組めば取り組むほど自己PRカードであなたの魅力が日比谷高校に伝わります。

また、受験勉強のモチベーションも上がると思います。

しかし、この作業1人で進めることはけっこうハードです。「書いてみたけどこれで本当に伝わるのだろうか」「十分具体的になっているのだろうか」といった不安を抱えながら進めることになる受験生が多いからです。

途中でも書きましたが、なるべく多くの大人に読んでもらって意見やアドバイスを求めるようにしてください。

星進会では、コーチングの資格をもち、コーチングを活用した経験も豊富な塾長があなたに質問をすることで魅力を、つまり自己PRカードに書くべき内容を引き出していきます。

あなたの中から引き出した魅力なので、「添削しすぎて不自然な文章になり、面接のときに減点される」なんてことがなく自己PRカードのクオリティを高めることができます。

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