このページでは、2016年1月に実施された都立日比谷高校推薦入試の小論文を解説します。
なお、事前に星進会の「教科別日比谷高校合格メソッド・小論文を読んで頂くと、以下の解説がスムーズに読み進められると思います。
こちらのページです。↓
また、ここで解説している問題は、日比谷高校のホームページで手に入れることができます。
http://www.hibiya-h.metro.tokyo.jp/SelectedEntrants/TestTheme.html
まだお持ちでない方は、このURLから入手し、一度自分の力で解いてみてから解説を読むことをオススメします。
小論文の解説では、知識・発想・文章について日比谷高校受験生のレベルに合わせることを意識しました。
つまり、この解説を読んだ日比谷高校受験生に「こんなこと知らないよ」「こんな発想できないよ」「こんな文章書けないよ」とは思わせないような内容にしたということです。
そうするとことで、この解説を読んだ皆さんが日比谷高校の推薦入試を受験する当日に実践できる「知識の活用法」「発想法」「文章作成法」を身につけられるはずです。
では、解説を始めます。
大問1
問1
小論文では、設問の条件に正しく答えることがとても重要です。
この設問の要求を確認しましょう。
・3地点の大気中の二酸化炭素の変化に共通する特徴を答える
・2つ答える
・図2から答える
ということで、図2の情報を読み取りましょう。
図2
このグラフでは、3地点の二酸化炭素の濃度の推移が表現されています。
どの地点も、細かいアップダウンを繰り返しながら徐々に上昇していっているのが読み取れると思います。
これが1つ目の特徴ですね。
では、もう1つの特徴は何でしょうか?
これを考え、文章化する際のヒントは横軸にあります。
横軸には「2001年8月」「2004年8月」「2007年8月」とあります。
つまり、「年」に加えて「月」も書いてあるわけです。
通常、例えば都立高校入試社会の問題で与えられるような折れ線グラフは「年」ごとの推移を示すものになっています。
(例:2021年度(令和3年度)都立高校入試社会大問6問3の折れ線グラフ)
しかし、この問題で与えられているグラフの横軸は月ごとになっています。
これが何らかのヒントになっているはずです。
つまり、月ごとの推移から特徴を見つける必要があるということです。
このとき、2008年1月~12月の推移が拡大されているグラフに注目しましょう。
このグラフは、横軸が「月」になっています。月ごとの変化が読み取りやすくなっています。
すると、3地点とも二酸化炭素濃度は
・4月に最大
・8月に最小
となっていることがわかります。
これが2つ目の特徴です。
・年ごとの特徴
・月ごとの特徴
という区別に注意して書いてみましょう。
3地点とも二酸化炭素の濃度は年々増加している。
3地点とも二酸化炭素濃度は毎年4月に最高となり、毎年8月に最低となる増減をしている。
などとなります。
今回はこれを解答例とします。
ちなみにこの問題、明確な元ネタがあります。
平成23年度都立高校入試の理科大問2問2です。
図から読み取った二酸化炭素濃度の移り変わりの特徴について述べたものとして正しい記述を選ぶ4択問題です。
正解の選択肢は「1年の中で月平均濃度の最も高くなる月は4月が多く、年平均濃度は年ごとに増加している。」でした。
今回の日比谷高校推薦入試の小論文大問1問1で答える2つの特徴と同じ内容ですね。
感想
日比谷高校推薦入試の小論文の問題としてはかなりシンプルな問題だと思いました。
注目する箇所は皆分かったはずなので、差がつくとしたら「どう表現するか」です。
「年単位」と「月単位」の視点が持てると良いですね。
問2
こちらも、条件をしっかり読み取ります。
小論文を書くときに絶対に必要な準備です。
・南鳥島と与那国島の二酸化炭素濃度の変化の相違点
・それが生じる要因
・80字~100字で書く
今回はこの3つの条件を守りましょう。
南鳥島と与那国島の二酸化炭素濃度の変化の相違点
南鳥島と与那国島では、二酸化炭素濃度の変化にどのような違いがあるでしょうか?
それを読み取りやすいのは、拡大されている2008年1月~12月のグラフですね。
このグラフで南鳥島と与那国島の濃度を比べてみると、9月から翌4月にかけて与那国島のほうが南鳥島より濃度が高くなっています。これが相違点であると考えて間違いなさそうです。
日比谷高校の小論文を書くときは、「高い」「低い」「大きい」「小さい」といった表現には注意が必要です。
なぜならば、 「高い」「低い」「大きい」「小さい」 といった表現は人の個人的な「意見」にすぎないからです。
例を用いて説明します。
「今日は気温が高い。」
という文があったとします。
気温は何℃だと思いますか?
人によって答えは違いますね。
真冬にこの文章を読んでいたら「10℃くらい」と答えるかもしれません。
真夏でしたら「35℃くらい」と答えるかもしれません。
人によって、状況によって「気温が高い」が指す内容は異なりますね。
小論文は、できるだけ客観的に書いていく必要があります。
したがって、できるだけ数値を用いて表現してください。
「今日は気温が高い」より「今日は最高気温が30℃だ」のほうが客観的な表現です。
今回の問題でいえば、
「与那国島より南鳥島のほうが二酸化炭素濃度が高い」よりも「与那国島のほうが二酸化炭素濃度がおよそ3ppmほど高い」のほうが客観的であり小論文の内容としては好ましいということです。
覚えておいてください。
特に日比谷高校は小論文で図やグラフを読み取らせますので、文章の中で数値に言及しなくてはならないケースが多いです。
気をつけましょう。
その相違点が生じる要因
では、なぜ与那国島のほうが南鳥島より二酸化炭素の濃度が高くなるのでしょうか。
それを説明するには、次のプロセスで考える必要があります。
まだ図1を使っていない⇒使うはず(日比谷高校が何の使い道もない図を与えることは考えられない)
⇒南鳥島と与那国島の違いを図1から読み取る
⇒南鳥島の周囲にはなにもない(海しかない)/与那国島の周囲には、西に台湾や中国がある
では、なぜ西に台湾や中国があると二酸化炭素の濃度が高くなるのか?
それについて書くには、次の2つの知識を思い出す必要があります。
偏西風
まずは中2理科・地学と社会・地理で学ぶ知識です。
日本やヨーロッパの上空では、偏西風という風が1年中西から東に吹いています。
これが中国から与那国島へ二酸化炭素を運ぶ可能性はありそうです。
ちなみに、偏西風は都立高校入試社会ではイギリスやフランスの気候の特徴として頻出です。
「暖流と偏西風の影響により、高緯度の割に温暖な気候である」という説明がきたらイギリス・フランスやその周辺の国の気候のことです。
中国の経済成長
では、中国から何が運ばれてくるのでしょうか。
社会・地理で学んだ中国に関する知識から考えてみましょう。
二酸化炭素を排出するのは
・人間を含む生物の呼吸
・石炭や石油の燃焼(これは大問2で扱うトピックです)
などです。
これらに関する中学地理の知識を考えてみると
・中国は世界で一番人口が多い国である
・中国は近年急速に工業が発展していて、公害が深刻化している。
(⇒石油や石炭の消費量が増えて二酸化炭素の排出量が増えている)
といったことを思い出すことができます。
これを活用しましょう。
9月から翌4月にかけて与那国島のほうが南鳥島より二酸化炭素濃度が3ppmほど高くなっている。これは、世界一人口が多く工業が急速に発展して二酸化炭素排出量が急増している中国の二酸化炭素が偏西風で与那国島まで運ばれているからだと考えられる。 (119字)
80字~100字で書く
制限字数内におさめるために、19字削る必要があります。
9月から翌4月にかけて与那国島のほうが南鳥島より二酸化炭素濃度が3ppmほど高いくなっている。これは、世界一人口が多く工業が急速に発展して二酸化炭素排出量が急増している中国の二酸化炭素が偏西風で与那国島まで運ばれているからだと考えられる。
取り消し線の部分を削除して読みやすくすると、
9月から翌4月にかけて与那国島のほうが南鳥島より二酸化炭素濃度が3ppmほど高い。これは、世界一人口が多く工業が急速に発展している中国の二酸化炭素が偏西風で与那国島まで運ばれているからだと考えられる。 (100字)
今回はこれを解答例とします。
今回のように、日比谷高校推薦入試の小論文では
「中学で習った知識と結びつけて書く内容を考える」ことが非常に重要です。
「この後いったい何を書けばいいんだろう?」の解決策はだいたいこの視点で見つかります。
必ず覚えておいてください。
感想
ざっくりとした答えを書くことは非常に簡単なので、地理の知識と結びつけることができたかどうかで差がつく問題だと思います。
これは日比谷高校推薦入試の小論文の最重要ポイントなので、解くときは常に意識しましょう。
大問2
この問題でも、まずは満たすべき条件を確認しましょう。
気温変化の上昇をできるだけ抑えるためにはエネルギー源をどのように求めればよいかについて、
・図3、図4から読み取れることを述べる
・図5、図6から読み取れることを述べる
・炭素の循環という視点で書く
・経済活動という視点で書く
・持続可能性という視点で書く
・400字~440字で書く
といった条件がついています。
1つひとつ考えていきましょう。
図3、図4から読み取れることを述べる
両者ともにほぼ同じ内容の図になっています。
では、相違点は何でしょうか?
まず、「いつの様子を示しているのか」が異なりますね。
図3は産業革命前、図4は現在となっています。
産業革命とは何でしょうか?
産業革命
「産業革命」は、地理や歴史で登場するワードです。
蒸気の力を用いた機械の発明や改良によって産業や社会の仕組みが大きく変化したことを指します。
18世紀後半のイギリスではじまり、工場制機械工業や資本主義経済を定着させました。
ですね。
図3では家が書いてある箇所に図4では工場が書いてあります。
これが、図3と図4の最も重要な違いです。
そして、図4をみると工場は石油・石炭を燃焼させて二酸化炭素を発生させていることがわかります。
そして、これにより炭素の循環のバランスが崩れて空気中の二酸化炭素濃度がどんどん高くなっているといえます。
図5、図6から読み取れることを述べる
図5では石炭・石油・天然ガスが、図6では太陽エネルギーや核エネルギーが主なエネルギー源となっている。
図5では2050年には約4℃気温が上昇し、図6では気温上昇は約1℃にとどまると予想されている。
石油・石炭などの資源については、中3理科や社会の地理、公民で学んでいます。
繰り返しになりますが、日比谷高校推薦入試の小論文を書くときは「中学で習った知識と結びつけて書く内容を考える 」が非常に重要です。
それぞれの要点を整理しておきましょう。
エネルギー源 | 発電の種類 | メリット・長所 | デメリット・短所 |
石油・石炭 (化石燃料) | 火力発電 | 安定して発電できる 発電効率が良い | 埋蔵量には限りがある 温室効果ガスが大量に発生する |
ウラン (核エネルギー) | 原子力発電 | 温室効果ガスが出ない 少ない燃料で多くのエネルギー を取り出せる | 埋蔵量には限りがある 原子炉内で生じる放射線が外部に出ると危険 ⇒事故が起きると大きな被害が出る 使用済み核燃料や廃炉の処理が難しい |
太陽エネルギー | 太陽光発電 | 一般家庭の屋根に設置できる 資源確保の問題がない 二酸化炭素を排出しない | 天候の影響を受けるため、発電量が安定しない 単独では小規模である 発電にかかる費用が高い |
また、太陽光発電を含めた再生可能エネルギー資源については以下のようにも述べられています。
・電池材料の開発研究によるエネルギー変換効率の向上や大量生産による低価格化が進んでいる(太陽光発電)
・現在の生活水準や環境を維持するためには、再生可能エネルギーを利用することが大切である
というわけで、この問題は「今後、エネルギー源は太陽エネルギーなどの再生可能エネルギーに求めるべきである。」と書くように流れが決まっています。
その主張について、以下の3つの視点から説得力のある小論文を書くことを日比谷高校から求められているわけです。
炭素の循環という視点
中3理科の教科書によると、
炭素循環のバランスがとれている状態とは、地球全体の温室効果ガスの排出量と吸収量のバランスがとれている状態です。
⇒現在は排出量が吸収量よりはるかに多くなっています(2倍程度)
⇒その原因は図3、図4から読み取れる内容の通りです。
経済活動という視点
中3理科の教科書や公民の教科書によると、再生可能エネルギーによる発電は費用が火力発電や原子力発電より高いという欠点があるとされています。
つまり、電気代が高くなるということです。
経済活動には電気がつきものです。
ということは、電気代の値上がりは経済活動に悪影響を及ぼす可能性が高いです。
では、どうすればよいのでしょうか?
そこで、再生可能エネルギーのなかでも太陽エネルギーが一番注目されています。
先ほど表で確認したとおり、太陽光発電は一般家庭の屋根で可能です。
そこで発電された電気は、まずその家で消費されることが考えられます。
ということは、各家庭は電気代を払うことなく電気を使うことができるということです。
とはいえ、太陽光パネルの設置に莫大なお金が必要になってしまってはあまり意味がありません。
先ほど、「大量生産による低価格化が進んでいる」という知識を確認しました。
この点でも問題はなさそうです。
また、中3理科の教科書によると、再生可能エネルギーの利用には
・新素材の開発などの科学技術が必要
・太陽光パネルの設置や建物緑化といった、新しい技術を活かした設備の整備が必要
とされています。
つまり、新たな技術開発や設備の整備で経済が活性化することも考えられるということです。
このことにも言及しておきたいですね。
持続可能性という視点
中3理科では、「持続可能な社会」について以下のように述べられています。
・持続可能な社会:環境の保全と開発のバランスをとり、将来の世代に対して継続的に環境を利用する余地を残すことができている社会のこと。自然環境を守り、資源を未来に引き継いでいく必要がある。
・化石燃料の消費量が増えた
⇒地球の自然環境が急激に変化し、地球温暖化などの環境問題が引き起こされている
⇒社会が持続可能ではなくなってきている
⇒対策を講じる必要がある=化石燃料以外のエネルギー源を確保する必要がある
とされています。
持続可能性という観点からも、上記のような考えで再生可能エネルギーの利用促進を主張する必要がありそうです。
以上、すべての「材料」が揃いました。
では、小論文を書いていきましょう。
私は、エネルギー源を太陽エネルギーを中心とした再生可能エネルギーに求めるべきと考える。そう考える理由を述べる。まず、図3と図4では産業革命以降、工場で石炭や石油を燃焼させて二酸化炭素を大量に排出することで二酸化炭素の排出量と植物の光合成による吸収量のバランスが崩れ、炭素の循環のバランスがとれなくなったことがわかる。よって、今後もエネルギー源を石油や石炭に求めることは炭素の循環という観点から厳しい。また、図5と図6ではエネルギー源を核エネルギーや再生可能エネルギーに求めた場合、2050年までの気温上昇が1℃であるのに対し、エネルギー源を石油や石炭に求めた場合には2050年までの気温上昇が4℃であると予想されている。このことから、エネルギー源を石油や石炭に求めた場合は気候の大きな変動が予想されているため次世代に現在の自然環境を残すことができないと考える。また、図5から天然ガスや石油は2030年には埋蔵量の限界を迎えることがわかる。持続可能性の観点からも今後エネルギー源を石油や石炭に求めるべきではない。核エネルギーについては、原子力発電は事故の規模がとても大きく、核廃棄物の処理の問題が解決していないため推進すべきではない。再生可能エネルギーの推進は経済活動の観点からは不安がある。発電のコストが高いためだ。しかし、太陽光発電のパネルは各家庭の屋根に設置可能であることや今後の技術開発でコストが抑えられる可能性があり、技術開発や設備の整備が経済を活性化することも考えられるのでこの点も問題ないと考える。以上の理由から、私は今後エネルギー源を再生可能エネルギーに求めるべきだと考える。(696字)
400字~440字で書く
字数を気にせず書いた結果、制限字数を大幅にオーバーしてしまいました。
ここから260字ほど削っていきます。
私は、エネルギー源を太陽エネルギーを中心とした再生可能エネルギーに求めるべきと考える。そう考える理由を述べる。まず、図3と図4にでは産業革命以降、工場で石炭や石油を燃焼させて二酸化炭素を大量に排出することで二酸化炭素の排出量と植物の光合成による吸収量のバランスが崩れ、炭素の循環のバランスがとれなくなった崩れたことがわかている。よって、今後もエネルギー源をが石油や石炭だとに求めることは炭素の循環という観点から厳しいべきでない。また、図5と図6では2050年までの気温上昇がエネルギー源を核エネルギーや再生可能エネルギーに求めた場合は1℃であるのに対し、図5でエネルギー源を石油や石炭に求めた場合には2050年までの気温上昇が4℃であると予想されている。このことから、エネルギー源を石油や石炭に求めるとた場合は気候の大きな変動が予想されているため次世代に現在の自然環境の持続可能性がを残すことができないと考える。また、図5から天然ガスや石油は2030年には埋蔵量の限界を迎えるため持続可能性がないことがわかる。持続可能性の観点からも今後エネルギー源を石油や石炭に求めるべきではない。核エネルギーについては、原子力発電は事故の規模がとても大きく、核廃棄物の処理の問題が解決していないため推進すべきではないもある。再生可能エネルギーの推進には経済活動の観点からは不安がある。発電のコストが高いためだ。しかし、太陽光発電のパネルは各家庭の屋根に設置可能であり、ることや今後の技術開発でコストが抑えられる可能性があり、技術開発や設備の整備が経済を活性化することも考えられるのでこの点も問題ないと考える。以上の理由から、私は今後エネルギー源を再生可能エネルギーに求めるべきだと考える。
取り消し線で消した箇所を取り除いて読みやすくします。
私は、エネルギー源を太陽エネルギーを中心とした再生可能エネルギーに求めるべきと考える。そう考える理由を述べる。まず、図3と図4では産業革命以降、工場で石炭や石油を燃焼させることで二酸化炭素の排出と植物の光合成による炭素の循環のバランスが崩れている。また、図6では2050年までの気温上昇が1℃であるのに対し、図5では4℃である。エネルギー源を石油や石炭に求めると自然環境の持続可能性がない。また、図5から天然ガスや石油は2030年には埋蔵量の限界を迎えるため持続可能性がない。核エネルギーは事故の規模がとても大きく、核廃棄物の処理の問題もある。再生可能エネルギーには経済活動の観点からは不安がある。発電のコストが高い。しかし、太陽光発電のパネルは各家庭の屋根に設置可能であり、技術開発でコストが抑えられる可能性があり、技術開発や設備の整備が経済を活性化するのでこの点も問題ないと考える。以上の理由から、私は今後エネルギー源を再生可能エネルギーに求めるべきだと考える。 (435字)
今回はこれを解答例とします。
感想
日比谷高校推薦入試の小論文には珍しく、少し知識があれば結論をどうすべきかは極めて明確な問題でした。
結論が決まると、それに向けて図を解釈していけばよいので書きやすい問題だと思います。
私は最初書きすぎてしまいましたが。
再生可能エネルギーについては今後も日比谷高校推薦入試の小論文において出題が予想されますので今回の解説で紹介した知識は覚えておいてください。
今回は以上です!