こんにちは!
日比谷高校入試を徹底的に研究した東大卒の塾長の指導を直接受けて成績アップと日比谷高校合格を実現できる塾・星進会塾長の諏訪です。
今回は、2022年2月に行われた日比谷高校入試の英語を解説します。
日比谷高校入試では、英語は自校作成問題が出題されます。
この年は大問2・大問3ともにリーダーシップに関する内容の文章が出題されました。
しかも、どちらもリーダーのあるべき姿が「サーバント・リーダーシップ」であるという内容でした。
サーバント・リーダーシップとは、メンバーに対する支援によってメンバーの行動や成長を促して個人・組織の目標達成を実現するリーダーシップです。
対義語は、「支配型リーダーシップ」です。
支配型リーダーシップとは、メンバーに対する指示・命令によって目標達成を実現するリーダーシップです。
リーダー自身の高い能力や知識をベースにしてメンバーを先導することが多いです。
メンバーの多様性を許容できるリーダーシップはサーバント・リーダーシップです。
メンバーの強みを活かすこともできます。
というわけで、日比谷高校としても「サーバント・リーダーシップを発揮できる学生がほしい」と考えているのではないでしょうか。
そんなことを、この年の日比谷高校入試の英語から感じました。
(英語よりも推薦入試の面接対策や自己PRカードの記入の際に活用できそうな話ですね。)
前置きが長くなってしまいましたが、解説を始めたいと思います。
本文解説
今回の会話文には場面転換がありません。
前文で紹介されている場面のままでずっと進みます。
前文
前文ではこの会話文の登場人物や会話の状況などが説明されます。
今回は、
・だれが:リナ、ハナ、ユウタ、ノルウェーからの留学生オリバー(今回の問題ではそうでもないですが、留学生の国籍を把握しておくと読みやすくなる・解きやすくなる場合もあります)
・どこで:教室で
・いつ:放課後
・どのように(どのように様子で):ハナは何かを考えている様子で
(・何を:会話を)
となっています。
今回の会話文では場面の転換がなく、場面転換に関する問題の出題がないため前文から読み取れる情報の重要性は低いです。
本文(会話文)
what’s wrong?
会話表現の1つです。
「どうしたの?」といった、相手を心配するニュアンスで発せられるフレーズであることを覚えておきましょう。
think about A
「Aについて考える」という意味の熟語です。
熟語ですが、前置詞「about」に「~について」という意味があることを知っておけば十分推測可能です。
my group science project
ここで紹介するテーマは、「形容詞のはたらきをする名詞」です。
「my」は所有格です。
所有格は「所有格+名詞」のかたちをつくります。
ここでは「my project」(私のプロジェクト)です。
そして、groupは「グループの」、scienceは「科学の」という形容詞だと考えて「私のグループの科学のプロジェクト」となります。
しかし、辞書で調べてみると
・「group」:名詞。集団。
・「science」:名詞。科学。
などとなっていますね。
これらはあくまで名詞です。形容詞ではありません。
ではなぜ、形容詞であるかのごとく扱ってよいのか。
それは、
無冠詞で単数形の名詞は、形容詞として後ろの名詞を説明することができる
というルールがあるからです。
「dog food」(ドッグフード)、「sea water」(海水)などがこのルールが適用されている具体例です。
このように、このルールは結構頻繁に登場します。
他の具体例を探してみてor考えてみてください。
,right?
ここでの「right」は「右」とも「正しい」とも訳しません。
「~だよね?」という意味になります。
会話特有の表現として覚えておきましょう。
make a presentation
makeは「つくる」という訳・意味が最も一般的ですね。
O(目的語)が物品である場合は「つくる」という訳・意味でOKです。
Oが動作である場合、訳は「する」となります。
ここでは、「プレゼンをする」という意味になっています。
in two weeks
「2週間後」という意味です。
基本的には、「in」という前置詞は「立体のなかに入っている様子」を表す前置詞です。
しかし、ここでは時点を表しています。
基本ではない用法=応用、ということで日比谷高校など難関高校の英文に登場しやすいです。
覚えておきましょう。
not … at all
否定文を強調する表現です。
「全く~ない」という意味になると考えてください。
get together
「集まる」という意味の熟語です。
togetherが「一緒に」という意味なので推測しやすいですね。
英文を読んでいる途中で「?」となり、読むスピードが落ちるタイミングを減らしたくない人はこうした表現も覚えておきましょう。
I thought that SV/I thought SV/I heard that SV/you know that SV
「言う」「考える」といった意味の動詞(思考・発言を表す動詞)のあとに「that SV」が続いて思考・発言の内容を表現することができます。
(SVとは英語の文のことです。Sが主語、Vが動詞です。)
I think that SV
I know that SV
I say that SV
などがおなじみではないかと思います。
このthatは文と文をつなぐ接続詞なのですが、省略することができます。
I remember you showed…
といったかたちでthatが省略されていてもこの文法ルールが使われていることに気がつけるようにしておきましょう。
but
ご存じの通り、「しかし」と訳します。
逆接の接続詞で、対比構造をつくります。
ここでは、
「皆で集まってはいる」⇔「意見を言うメンバーはわずかだ」(ごく一部のメンバーしか頑張ってくれない)
という対比構造です。
逆接の接続詞をみたら、「何と何が対比されているのか」をハッキリさせながら読んでください。
日比谷高校は設問でそこを狙ってきます。
some didn’t even come to the meeting
「会議に来ないメンバーさえいた」などと訳します。
ここの意味を考えるうえでは、ポイントがいくつかあります。
・someは「いくつかの」などという意味の形容詞です。しかし、ここでは単独で主語になっています。
それは、以下のルールがあるからです。
数量を表す形容詞(many,someなど)は、名詞として使うことができる
というルールがあるからです。
・evenは「~でさえ」と訳します。
事実や極端な事例を強調するときに使います。
ここではハナのメンバーや状況に対する批難や嘆きのニュアンスを感じてください。
because
結果 because 原因
という因果関係をつくります。
ここでは、
原因:他にやることがある
結果:会議に来ない
という因果関係が成立しています。
対比構造と同様、因果関係も日比谷高校が設問で狙ってくる部分ですので「何が原因で何が結果か」を正しく把握して読み進めてください。
other things to do
名詞の直後に不定詞(to V)があったら不定詞の形容詞的用法である可能性が高いです。
つまり、「to V」が直前の名詞を説明している可能性が高いということです。
「something to drink」(何か飲むもの)と同じ関係、と言ったほうがわかりやすいかもしれません。
ここでは、「他のやること」などといった意味になっています。
serious about A
「Aについて本気だ」という意味です。
これも熟語であると考えることもできますが前置詞「about」に「~について」という意味があることを知っておけば十分推測可能です。
Being the leader is …
文頭にVing(動詞のing形)があった場合、中学英語の範囲であれば99%の確率でそれが主語になり、「Vすることは…」という意味になります。
ここでは、「リーダーであることは…」という意味です。
think to myself
「内心思う」「ひそかに考える」「心の中で思う」といった意味です。
熟語として知らなくても、パーツごとの意味で「自分の心の中で考える」といった意味だろうと推測することができると思います。
I want our group to be …
wantのやや特殊な用法です。
I want to study English.(私は英語の勉強がしたい)
I want you to study English.(私はあなたに英語の勉強をしてほしい)
上がwantのおなじみの用法、下が今回のwantの用法です。
違いは、上はstudyという動詞に対応する主語(意味上の主語といいます)がIであるのに対し、下はstudyの意味上の主語がyouである点です。
ここでは、「私は、私たちのグループが…であってほしい」といった意味になっています。
like a flock of pigeons
likeには
①動詞:「好き」
②前置詞:「~のような」
という2つの用法があります。
ですので、本文中で「like」をみたら、どちらの用法で使われているかを考える必要があります。
今回は、「be like」となっていて、動詞の原形が2つ連続することはないので②前置詞であると判断できます。
よって、「ハトの群れのような」という意味になります。
pigeons flying in the sky
「名詞+Ving」のかたちは、「Ving」が直前の名詞を説明していることが多いです。
文法用語では、「分詞」、もっと細かくいうと「現在分詞」と呼んでいます。
ここでは、「空を飛ぶハト」という意味です。
a big group of pigeons
「a flock of pigeons」(ハトの群れ)の言い換え表現です。
これがあるので、flockには注がついていなくても文句が言えません。
(今回はついていましたが。)
少なくとも、日比谷高校生のほとんどが目指すであろう東大などの難関国公立大学入試や早稲田・慶應などの難関私立大学入試ではこういったことが当たり前のこととして起こります。
言い換えや文脈を利用した単語の意味推測にも慣れておきましょう。
at the same time
「同時に」という意味の熟語です。
パーツから意味を推測することが難しくない熟語ですが、パーツが4つもあるので覚えておいたほうがよいでしょう。
I want everyone in my group to be…
先ほども紹介した、wantのやや特殊な用法です。
今回は、
「グループの皆が…であってほしい」といった意味です。
everyone (in my group) ⇒皆(私のグループの)
という関係性に注目できると意味の理解が正確かつ素早いものになります。
as one team
前置詞のasが登場しています。
前置詞のasは「=(イコール)」の記号だと理解して読めばOKです。
例
I work as a store manager at that shop. (私はあの店で店長として働いています。)
「=(イコール)」の左右に何があるかで訳は変わりますが、速読即解が求められる日比谷高校英語の自校作成問題では訳の違いは考えずに「as」を「=」に置き換えて読み進めていくのが良いでしょう。
ここでは、「1つのチームとして」という意味ですね。
know how SV
疑問詞は
「疑問詞+SV」のかたちで名詞のカタマリとなります。
そして、動詞の目的語や主語などになります。
例
I can’t understand what he said. (私は彼が言ったことを理解できない。)
What you need is courage. (あなたが必要としているものは、勇気だ。)
といった使い方をします。
必ずマスターしておきましょう。
そのなかで、「how SV」は「どのように…のか」「…する方法」と訳します。
make the other pigeons follow
makeの「使役」と呼ばれる用法です。
He made me study 10 hours a day. (彼は私に1日10時間勉強させた。)
といった形で使います。
ポイントは、
「make+人+動詞の原形」
という形になっていることです。
この形になっているとき、makeは「つくる」でも「する」でもなく「させる」という意味になります。
これを知らないと英文を読んでいる途中で「?」となり、日比谷高校の自校作成問題を時間内に読み終わる・解き終わることが難しくなりますので要注意です。
the same thing that the pigeon next to them is doing
複数のポイントが合わさって正確な意味をとりづらい箇所になっています。
・next to A=「Aのとなりの」という意味です。
・pigeon next to them=「彼らの隣のハト」という意味です。
・関係代名詞のthat
thatは意味・用法の多い語句です。
thatの正しい識別は英文の正しい理解につながります。
ここでは、「that the pigeon next to them is doing」の「do」の目的語がありません。
つまり、thatに続いている英文が不完全となっています。
こうした場合のthatは関係代名詞です。
関係代名詞のthatがつくるカタマリは直前の名詞を説明します。
ここでは、「自分の隣のハトがしていることと同じこと」といった意味になります。
according to A
「Aによると」という意味の熟語です。
「according」という語句自体、この熟語以外ではめったに見かけません。
覚えておくべき熟語です。
知識や情報を他所から引用してくる際に用いる表現です。
by following the leader
byは「手段・方法」を表すことがあります。
「by car」(車で)
「by train」(電車で)
などです。
「by Ving」のbyは手段を表すことが多いです。
「Vすることによって」といった意味です。
ここでは、「リーダーに従うことによって」(「リーダーに追随することによって」)という意味です。
I’ve heard
have+過去分詞は現在完了形です。
現在完了形には3つの用法があります。
①完了②経験③継続
です。
精読するときは、現在完了形が上記3つのうちどの用法で使われているかを判断しなければならないときがあります。
この箇所はどの用法なのかまで考えずにサラッと読み流してもOKな箇所です。
ちなみにここは②経験の用法です。
(それについて、おじいちゃんから聞いたことがある)
find that out
このfind outやpick up,wake upといった
「他動詞+副詞」のかたちをとっている熟語が目的語をとるときは「他動詞+目的語+副詞」という語順になります。
例①「wake up」 (起きる)⇒「wake him up」(彼を起こす)
例②「pick up」(車で迎えに行く)⇒「pick you up」(きみを車で迎えに行く)
ここでは、「find out」(発見する)にthatを加えて「それを発見する」という意味になっています。
checking where they are/decide who the leader is
先ほども紹介した通り、疑問詞は
「疑問詞+SV」のかたちで名詞のカタマリとなります。
そして、動詞の目的語や主語などになります。
「where SV」は「どこで…のか」「…する場所」
「who SV」は「誰が…のか」「…する人」
という意味です。
前者は「彼らが(自分たちが)どこにいるのかを確認する」、後者は「誰がリーダーなのかを決める」といった意味です。
However,
「しかし」と訳します。
品詞は副詞ですが、逆接の接続詞であると考えて問題はありません。
つまり、対比構造をつくります。
ここでは、
「普段は一番早く飛ぶハトがリーダー」⇔「そうでないハトがリーダーになることもある」
という対比構造になっています。
told me an interesting fact
「tell+人+内容」⇒「人」に「内容」を伝える
という意味です。
英文法的には、「SVO1O2」(第四文型)と呼ばれています。
ここでは、「私にある興味深い事実を伝えた」という意味です。
even
先ほど紹介した通り、「~でさえ」と訳して事実や極端な事例を強調するときに使います。
ここでは、リーダー交代の頻度が高いことを強調しています。
during
「Aのあいだ」という、特定の期間を表す語です。
例:「during summer vacation」(夏休みのあいだ)
the strongest/the oldest/the smallest
いずれも最上級表現です。(もっとも強い、もっとも年上、もっとも小さい)
注意点は
・直前にtheがつく
・読解の際にカギになることが多い
前者は整序問題で、後者は内容一致問題で特に要注意です。
for example
「例えば」という意味です。
それまで話していた抽象的な事柄に対して具体例を紹介するときに用いるフレーズです。
ここでは、
抽:強いものがリーダーになるとは限らない
具:象の例(最年長のメスの象がリーダーを務めている例)
となっています。
具体例のパートを読むときは、「これは何の具体例なのか」を意識しながら読むことが必要です。
talk about A
「Aについて話す」という意味の熟語です。
これも、前置詞「about」に「~について」という意味があることを知っておけば推測が可能です。
leader that saved her group
このthatも関係代名詞です。
that以下の内容が「leader」がどんなリーダーなのかを説明しています。
見分け方は、「saved」に対応する主語がないこと=that以下が不完全文であることです。
「自分の(彼女の)グループを救ったリーダー」といった意味になります。
because she had a good memory
結果 because 原因
という因果関係をつくります。
ここでは、
原因:記憶力が良い
結果:あるメス象が、リーダーとして自分たちの群れを干ばつから救った(干ばつでも命を落とさないようにした)
という因果関係が成立しています。
この因果関係を意識しておきましょう。
almost half of them lost their lives.
「群れの半数近く(の象)が命を落とした。」といった意味です。
ポイントは、
・halfが主語
halfは「半分の」という形容詞ですが、ここでは主語になっています。
主語になれるのは、本来名詞だけです。
ではなぜ、ここでhalfが主語になっているかというと、
数量を表す形容詞(many,some,halfなど)は、名詞として使うことができる
というルールがあるからです。
先ほども紹介したルールですね。
・almostは副詞で、「ほとんど」「もう少しで」といった、「あと一歩で○○が実現する」というニュアンスで用います。
ここでは「almost half」となっているので、「あともう少し半分」=「半数近く」という意味になります。
both
「both+名詞(複数形)」または「both A and B」のかたちで「どちらの○○にも」という意味になります。
2つの異なる個人・集団の共通点を描写するときに用いられる表現です。
この、2つの異なる個人・集団というのは読解のカギになりやすいです。
例えば、この文章では
・どちらのグループにもたくさんの経験があった⇒経験がカギ
・35年前の干ばつの経験の有無が2つの群れの生死を分けた⇒やはり経験がカギ
といった形で、2つのグループの共通点として言及されている「経験」がその後の文章のキーワードになっています。
a leader that had a lot of experience
このthatも関係代名詞です。
that以下の内容が「leader」がどんなリーダーなのかを説明しています。
見分け方は、「had」に対応する主語がないこと=that以下が不完全文であることです。
「豊富な経験のあるリーダー」といった意味になります。
a young leader that did not experience…
このthatも関係代名詞です。
that以下の内容が「a young leader」がどんなリーダーなのかを説明しています。
見分け方は、「did not experience」に対応する主語がないこと=that以下が不完全文であることです。
「…を経験していないリーダー」という意味になります。
because of A
「Aのせいで」「Aが理由で」という意味です。
英作文で「because SV」と使い分けられるようにしておいてください。
原因・理由の表現の幅が広がります。
ここでの因果関係を整理しておきましょう。
・原因:以前の干ばつの経験があった
・結果:群れの多くの象が生き残ることができた
となっています。
that sounds similar to A
「それはまるでAみたいですね。」といった意味です。
ポイントは2つ。
①S sound C (Cには主に形容詞)
「S=Cのようだ」「S=Cのように聞こえる」といった意味です。
似たような用法に、
S look C
があります。
②similar to A
「Aに似ている」という意味の熟語です。
前置詞がtoになるのがポイントです。
覚えておきましょう。
be in danger
「危険な状態にある」という意味の熟語です。
熟語ですが、前置詞「in」が「~の中に」という意味であることを知っていれば推測しやすいですね。
male⇔female
雄⇔雌
という対比です。
「but」という逆接の接続詞があることからもここに対比構造があることがわかりますね。
ちなみに、雄と雌では平均寿命が大きく異なることが説明されている場面となっています。
a big difference
「ある1つの大きな違い」⇒対比構造を示しています。
ここでは、シャチの雄は35歳まで生きるのに対し雌は60歳まで生きるという違いに対して「信じられない」という驚きのコメントのなかで使われています。
この驚きのコメントは、日比谷高校側の(問題作成者の)「この雄と雌の寿命の違いに注目して問4を解いてくれよ」という合図・ヒントです。
こうした合図・ヒントを見逃さないよにしましょう。
,so
原因, so 結果
という因果関係をつくります。
ここでは、
・原因:彼らは長生きする
・結果:経験が豊富で、食料がある場所を知っている
となります。
シャチの場合、長生きするのは雌でしたね。
雌は長生きするから、そのぶん経験が豊富で食料のありかを知っている⇒その存在は群れ全体にとっても重要である
という流れです。
know where they can find food
もうすっかりおなじみかもしれませんが、疑問詞は「疑問詞+SV」のかたちで名詞のカタマリとなります。
そして、動詞の目的語や主語などになります。
「where SV」は「どこで…のか」「…する場所」
という意味です。
ここでは、「彼らがどこでエサを見つけるのか」「彼らがエサを見つける場所」といった意味になります。
it is important to follow the one that has knowledge
「It is 評価/難易度を表す形容詞 (for 人) to V」の形で「(人にとって)Vすることは~だ。」と訳します。
わかりづらいので例文で説明します。
It is easy for her to read that book in a few days.
「彼女にとって、あの本を数日間で読むのは簡単なことだ。」
となります。
「her」と「read」のあいだに主語と動詞の関係があるのが訳す上でのポイントです。
ここでは、「知識を持つ者に従うのは重要なことだ」といった意味になっています。
help them live longer
「help+人+動詞の原形」で「人がVするのを助ける」といった意味になります。
ここでは、「彼らが長く生きるのを助ける」といった意味です。
some…, others…
「~な人もいれば、~な人もいる」と訳す表現です。
例文を使って説明します。
Some people likes dogs and others like cats. (犬が好きな人もいれば、猫が好きな人もいる。)
今回は鳩や象やシャチやチンパンジーの話であり、人に話ではないので、「~な生き物もいれば、~な生き物もいる」といった訳になります。
climb to A
「Aに登る」といった意味の熟語です。
「go to school」など、前置詞「to」が行き先を表すことを知っていれば暗記の必要はなさそうです。
instead of A
「Aの代わりに」という意味です。
対比構造をつくります。
ここでは、
「他者のことを考える」(他者のためを思って行動する)⇔「自分のことを考える」(自分の利益のために行動する)
という対比です。
for example
先ほども登場しましたが、「例えば」という意味です。
それまで話していた抽象的な事柄に対して具体例を紹介します。
ここでは、
抽:自分ではなく、他者のために行動する
具:食料を分け与えるなどの行為(他者のための行動の例)
となっています。
具体例のパートを読むときは、「これは何の具体例なのか」を意識しながら読むことが必要です。
have a fight
「戦う」「ケンカする」という意味の熟語です。
the one that doesn’t have a chance of winning
このthatも関係代名詞です。
that以下の内容が「the one」がどんな個体なのかを説明しています。
見分け方は、「doesn’t have」に対応する主語がないこと=that以下が不完全文であることです。
「勝つ見込みがない個体」という意味になります。
so smart!
「so」は「とても」という意味であり、強調することばです。
「!」は驚きの気持ちを強調する記号です。
つまり、「チンパンジーは賢い」という事実が2つの方法で強調されているということです。
そこまでされているということはこの会話文全体においても特に重要な内容だと考えられます。
もちろん、そういった内容は設問にも反映されてきます。
チンパンジーが賢いのは、チンパンジーのリーダーがメンバーのためを思った行動をとることでメンバーからの支持や尊敬の念を得るという点においてです。
これが、この後「理想のリーダー像」に大きく関わってきます。
know why things weren’t going well
もう大丈夫だとおもいますが、疑問詞は「疑問詞+SV」のかたちで名詞のカタマリとなります。
そして、動詞の目的語や主語などになります。
「why SV」は「なぜ…のか」「…する理由」
という意味です。
ここでは、「なぜ物事がうまくいかないのかを知る」「物事がうまくいかない理由を知る」といった意味になります。
don’t say that
「そんなこと言わないで」という意味の会話表現です。
ネガティブな発言をしている人を慰めるときなどに使います。
「good morning」などとは異なり、直訳してもほぼ同じ意味で訳せると思います。
the behavior of animal leaders
「A of B」には、以下のようなルールがあります。
①名詞Aが動詞化できる場合、「BがAする」(BがV、AがS)「Bを(に)Aする」(BがV、AがO)のいずれかで訳す
②名詞Bが動詞化できる場合、「BというA」(ofは同格)と訳す
ここでは、「behavior」が動詞「behave」(ふるまう)の名詞なので①のパターンに該当します。
そして、behaveがVでanimal leadersがSの関係になっています。
したがって、「動物のリーダーがするふるまい」といった意味で理解できます。
how to become a good leader
how to Vは「Vする方法」「Vの方法」です。
「how SV」と同じく、動詞の目的語や主語などになります。
ここでは、「良いリーダーになる方法」という意味です。
from chimpanzees,
「チンパンジーから」という意味です。
ここでは「チンパンジーのリーダーから得たリーダーとしての教訓を話す」ということが読み取れます。
チンパンジーのリーダーは、メンバーのためを思った行動がとれる点が素晴らしいのでしたね。
こういった、内容の予測ができるようになると読むスピードが速くなります。
そして、今回はこの内容予測が問5で試されています。
if
ifは接続詞で、条件を示します。
条件と結果の関係は文章読解において非常に重要です。
ここでは、
・条件:良いリーダーになりたい
・結果:(5)のようにすればいい(チンパンジーのリーダーから得た教訓)
となっています。
by doing so,
「by Ving」でのbyは手段を表します。
「Vすることによって」といった意味です。
ここでは、「そうすることによって」という意味になります。
like elephants and killer whales?
先ほど紹介したように、likeには
①動詞:「好き」
②前置詞:「~のような」
という2つの用法があります。
今回はどちらでしょうか?
今回の文は疑問文ですね。
もし①の意味であれば、Do you like elephants and killer whales?となっているはずです。
②の意味であればCan leaders with a lot of knowledge make good decisions for the group like elephants and killer whales?の「leaders with a lot of knowledge make good decisions for the group」の部分が1つ前の文とまるかぶりしているので省略したのだと考えられます。
ということで、今回のlikeは ②前置詞であると判断できます。
「象やシャチのように?」という意味ですね。
前の文の内容から、象やシャチは、リーダーが豊富な知識を駆使してメンバーを助けてくれる生き物の代表例として用いられていることがわかります。
そんな難しいことを考えなくても、「文脈で」「なんとなく」このlikeは前置詞だってわかりましたよ。
と思ったそこの君。
気をつけてください。
君の「なんとなく」、つまり感覚は文章や設問の難易度が高くなったら通用しなくなる可能性がありますよ。
高校生になったら駿台模試や東大をはじめとする難関大学の問題を解くことになります。
そのとき、君の感覚が通じなかったら…
そうなる前に、感覚が通じる程度の難易度の問題を解いているうちに、理論的に読解する練習をしておきましょう。
もちろん、感覚派のままで東大などの難関大学に合格する大学受験生も存在します。
感覚を高める方法もある程度ノウハウ化されていますからね。
ここでそれを紹介すると話が大きくそれますので紹介はしません。
気になる人がいたら直接質問してください。
as you know
前置詞のasは「=(イコール)」の記号だと理解して読めばOKでしたね。
「あなたが知っているのと同じように」=「知っての通り」という意味です。
the experience that those leaders have
このthatも関係代名詞です。
that以下の内容が「the experience」がどんな経験なのかを説明しています。
見分け方は、「have」の目的語がないこと=that以下が不完全文であることです。
「あれらのリーダーが持っている経験」といった意味になります。
We humans are…
「私たち人間は…」という意味です。
weとhumansは同格、つまり同じ意味です。
同じ意味の言葉をわざわざ2回繰り返すということは、そこを強調したいということです。
ここでは、
(他の生き物と違って)私たち人間は・・・ができるんだ!
という強調ですね。
強調されるのは重要な部分のみですから、ここへの着目も日比谷高校は設問で問うていますね。
問6です。
こういった形で、問題作成者側の意図が分かっていくと問題を解くのが楽しくなり、楽にもなります。
2つの意味で「楽」が実現するということです。
星進会の解説はそれを重視しています。
our knowledge that we got through experience
ちょっと分かりづらいですが、このthatも関係代名詞です。
that以下の内容が「our knowledge」がどんな知識なのかを説明しています。
見分け方は、「got」の目的語がないこと=that以下が不完全文であることです。
「経験を通して私たちが得た知識」といった意味になります。
from pigeons
「鳩から」という意味ですね。
ここでは、「鳩のリーダーから得た教訓に話題が移るよ」という日比谷高校側からの(問題作成者からの)合図になっています。
鳩のリーダーの特徴は、「リーダーが頻繁に代わる」でしたね。
reach the goal
「reach」は「到着する」「達する」という意味です。
ここでは、「目標を達成する」という意味ですね。
reachの注意点は、直後に目的語(到達点)をとれるということです。
これに対し、同じく「到着する」という意味のarriveは「arrive at 到達地点」、getは「get to 到達地点」となります。
これらの違いを頭に入れておいてください。
英作文のときなどに役に立ちます。
happy to hear that
「感情を表す語+to V」となっている場合、「to V」の部分が「その感情を抱いた原因」を表します。
ここでは、
「それを聞いて幸せだ(嬉しい)」という意味です。
things that I can do
このthatも関係代名詞です。
that以下の内容が「things」がどんな物事なのかを説明しています。
見分け方は、「do」の目的語がないこと=that以下が不完全文であることです。
「私ができること」といった意味になります。
things to become a good leader
上記で一度紹介した、名詞の直後に不定詞(to V)があったら不定詞の形容詞的用法である可能性が高い、というものです。
「to V」が直前の名詞を説明している可能性が高いです。
「something to drink」(何か飲むもの)と同じ関係です。
ここでは、「良いリーダーになるためにやるべきこと」などといった意味になっています。
the first thing to do is…
連続して不定詞の形容詞的用法が使われています。
「まずはじめにやるべきことは…」といった意味です。
get to know…
「get to 動詞の原形」で「Vし始める」「Vするようになる」という意味です。
ここでは、「…を知るようになる」という意味です。
that sounds like a good place to start
「初めの一歩として良さそうだね」などといった意味です。
ポイントは3つありますが、すべてこの記事で解説済みです。
①S sound C
「S=Cのようだ」「S=Cのように聞こえる」といった意味です。
②like
動詞:「好き」/前置詞:「~のような」でしたね。
ここでは、動詞が2つ続くことはないという理由で前置詞です。
③不定詞の形容詞的用法
a good placeを「to start」が説明しています。
以上で本文解説を終わります。
日比谷高校が英文を通して求めてくる文法知識や論理構造の読み取りについての知識や思考を身につけておきましょう。
設問解説
例年、日比谷高校の英語の自校作成問題は「本文は多少読みやすいけど設問は難しい」という印象ですがこの年の大問2は「本文の読みやすさは例年のままで、設問がかなり解きやすくなっている」という印象です。
例年、本文が読めていたとしても解けるかどうかわからないような問題がいくつもありますがこの年は本文全体の構造や意味が理解できていれば簡単に解ける問題が多かったと思います。
日比谷高校からのメッセージを感じる問題が多くありましたので、解法と合わせて紹介します。
問1
「鳩の群れ」についてハナがこの会話を通して理解したことを問う問題です。
傍線部はこの会話の冒頭に引かれていますが、問われてる内容は「会話を通して理解したこと」なので会話文のラストに書かれています。
つまり、傍線部付近を探しても答えは見つからない
ということです。
日比谷高校が主催する、塾向けの学校説明会で英語の先生がこう言っていたことがあります。
「テクニックで解くのではなく、本文をすべて読んでから普通に解くように指導してください。」
この問題からはまさにそのメッセージを感じます。
「本文全部読んでから問題解け!」
というメッセージです。
この問題では、会話のラスト近くに「from pigeons」という箇所があって、そこで「鳩の群れに関連してハナが理解したいこと」が述べられています。
その内容は、「リーダーは途中で代わってもいい」ということでした。
これに該当する選択肢はウのみです。
他の選択肢は、本文中に書いてあるかどうかに関わらず×です。
ハナが「鳩のリーダー」から学んだリーダーシップとはズレるからです。
問2
「象のような記憶力」とは?
という問題です。
記憶力が良かった象のリーダー(35年前の干ばつの記憶を持っていた象)が、群れを生存に導いたという話が紹介されていますので「記憶力がある」といった内容の選択肢を選べばよいことがわかります。
ア
「give O1O2」で「O1にO2を与える」という意味です。
第4文型です。
象があなたにたくさんの良い思い出をくれた
という意味です。
×ですね。
イ
「remind 人 of 内容」で「人に内容を思い出させる」という意味です。
象があなたに良い時代を思い出させる
という意味です。
×です。
ウ
likeが2回登場します。
1つ目のlikeは「好き」という意味の動詞で、2つ目のlikeは「~のような」という意味の前置詞です。
象と同じように、あなたは過去のものが好きだ
という意味です。
×です。
エ
ここでもlikeが登場します。
ここでは前置詞です。
あなたは象のように物事を記憶しておくのが得意
という意味です。
この選択肢のみ、「象が記憶力がある」という意味を持ちます。
よって、これが正解です。
この問題から感じる日比谷高校からのメッセージは、
選択肢の正しい解釈は重要だ
というものです。
これは大学受験において、特に共通テスト対策をする段階で強調して伝えている内容です。
ですので、日比谷高校としてはこの問題で選択肢の英文にたくさんの語法を用いて選択肢を正しく解釈することの重要性を伝えてきたのだと考えています。
問3
質問を和訳すると、
「この会話文によると、象やシャチはどのような点で似ているのですか?」
となります。
「according to A」は「Aによると」という意味の熟語です。
この問題も問1と同じように会話文のラスト付近に答えが書かれています。
問1の答えが「from pigeons」の直後に書いてあったのと同じように、問3の答えは「like elephants and killer whales」の直後に書いてあります。
「I don’t have the experience that those leaders have」とあります。
私には象やシャチのリーダーのような経験がない、という意味です。
ここから、象もシャチもリーダーは経験が豊富であるということが読み取れます。
そう書いてある選択肢が正解です。
ア
「It is 評価/難易度を表す形容詞 (for 人) to V」の形で「(人にとって)Vすることは~だ。」と訳します。
冬のあいだ、野生の象やシャチを発見することは難しい
という意味です。
×ですね。
イ
群れのリーダーが豊富な経験をもっている
という意味です。
これが○です。
ウ
オスは狩りができるからメスより長生きできる
という意味です。
×です。
エ
群れのリーダーは最も強いメスである
という意味です。
×です。
問1と同様に、傍線部付近を探しても解決が難しく会話文のラストを読めば解決が簡単な問題を出してきたということは
「本文全部読んでから問題解け!」
というメッセージを日比谷高校は受験生に絶対に伝えたいのだと思います。
問4
空所に「おじいちゃん」「おばあちゃん」のどちらかを入れる問題です。
空欄直後の対比構造と因果関係に注目します。
・対比構造
オスに比べてメスが長生き
・因果関係
メスは長生きなぶん、経験が豊富で食料のありかを知っている
というものです。
つまり、
・経験豊富なメスのシャチが群れの生存のカギである⇒aはメス=おばあちゃん
・経験豊富なメスのシャチがいなくなったら若いシャチはピンチ⇒bもメス=おばあちゃん
・Q:なぜオスじゃないの?A:それはね、オスに比べてメスが長生きだからだよ⇒cはオス=おじいちゃん
というわけで正解はイとなります。
本文読解の中における対比構造や因果関係の重要性を再認識するきっかけとなる設問ですね。
この問題における日比谷高校からのメッセージはそれです。
文章の論理構造を考えながら読んでね、ということです。
問5
問1、問3と似たようなかたちで「from chimpanzees」がヒントになっています。
つまり、(5)には
・チンパンジーのリーダーから得た教訓が入る
ということです。
そして、チンパンジーのリーダーにはメンバーのためを思った行動をとることでメンバーからの支持や尊敬の念を得るという特徴があります。(それに対する驚きがsoや!で強調されています。)
ということで、
・(自分のことではなく)メンバーのことを考える
・メンバーをサポートする
といったことを書けばOKです。
あとは英語力、表現力との相談です。
日比谷高校が公開している模範解答のような英語が書けそうな人は是非目指してください。
ここでは、表現力が心配な人向けの「戦い方」を紹介しておきます。
本文中のチンパンジーの描写から使えそうな表現を引っ張ってくるという方針です。
・think about others
・support
・feel safe
です。
これらを使うと、
I should think about members more and support them to feel safe.
という英文がつくれます。
しかし、これでは12語です。
要求されている15語には足りません。
条件が上手く設定されていますね。
ということで、3語何か足しましょう。
I should think about my group members more and support them more to feel safe.
というのはいかがでしょうか?
今回はこれを解答例とします。
繰り返しますが、公開されている解答例のほうが理想的なものになっています。
この解答例は現実的なものを紹介したにすぎません。
その点をご理解ください。
本文解説にも書きましたが、接続詞ifや代名詞soを使って(5)の内容を考えることができます。
この問題も、問4と同じく論理構造の重要性を日比谷高校が説いているのだと思います。
問6
「まず最初にやるべきことは、メンバーをもっとよく知るようになることだ」と言っています。
そして、ハナは「他の動物と違って人間には言語によるコミュニケーションがある」とも話しています。
よって、コミュニケーションによってメンバーのことをよく知るための行動をとるだろうと考えられます。
ア
メンバーと一緒に過ごし、良い関係を築く
⇒メンバーのことを知ることができそうですね。〇です。
イ
動物についての本を読む⇒×ですね。
ウ
メンバーに頼るのをやめて、自分がリーダーであることを示す
⇒メンバーを知る、という内容と無関係ですし鳩から得た教訓が無視されていますね。×です。
エ
インターネットで情報を流す⇒×ですね。
個人的には、本文中の「we humans」の強調と「人間と動物の対比」がこの問題を解くカギだと思います。
やはり文章の論理構造への注目を求めてきますね。
問7
いわゆる内容一致問題です。
選択肢ごとに確認してきましょう。
ア
thoughは対比構造をつくります。
「プロジェクトが上手くっていない」⇔「全員が会議に来ている」
会議には欠席したメンバーもいましたね。×です。
イ
becauseは因果関係をつくります。
原因:過去の干ばつを経験していた
結果:生き残れなかった
これは逆ですね。
過去の干ばつを経験していたから生き残れた象の話でした。
因果関係を真逆にしてウソの選択肢をつくることはよくあります。
ご注意ください。
ウ
becauseは因果関係をつくります。
原因:ハナには知識がある
結果:シャチのリーダーのようだ
これも逆です。
ハナは「自分には象やシャチのリーダーような経験がない」と話していましたね。
エ
リーダーになりたいチンパンジーは自分の利益を考え、他のチンパンジーのことを考えない
これも本文とは逆の内容になっています。
リーダーを目指すチンパンジーは自分のことでなくメンバーのことを考えて行動します。
問5の内容も参照してください。
オ
〇です。
これも問5の内容を参照すれば判断できますね。
カ
「from pigeons」「show their power」が×です。
鳩から学んだ教訓は、リーダーの交代でしたね。力を示すことではありません。
キ
「他の誰かをリーダーにしよう」が×です。
ハナは良いリーダーになろうとしています。
ク
ハナは動物から多くのことを学び、それまでより良いリーダーになれると思った
⇒この文章全体、特にラストにかけての部分に合致していますね。〇です。
今回の設問は以上です。
シンプルな設問で本文全体の論理構造に沿った理解を問うてきたな、という印象でした。
論理構造に注目して英文を読む練習を繰り返してください。