【社会大問2】都立日比谷高校受験対策の練習問題&解説 国の特徴を選ぶ4択問題②(都立共通問題)

この記事では、社会大問2(世界地理)の国の特徴を選ぶ4択問題が練習できます。
第1弾(こちらからとべます)
に続く第2弾ですが、この記事から読んでも大丈夫です。
今回も5パターン用意しました。挑戦してみてください。
次のア~エにあてはまる国を、①~④のなかから選んでください。

第1問

ア:米や天然ゴムの生産が盛ん。日本の現地法人数が中国、アメリカ合衆国に次いで世界で三番目に多い。
イ:さとうきびからつくられるバイオエタノールの生産が盛ん。BRICSの一つ。
ウ:NAFTAの一員。
エ:医薬品と自動車の生産が盛ん。

選択肢:①ドイツ②タイ③メキシコ④ブラジル

解答・解説

解答:ア②イ④ウ③エ①

解説

ア:タイ
タイでは米と天然ゴムの生産が盛んです。
特に米は、輸出量が世界一多いです。
「タイには日本企業の現地法人が多い」は都立高校入試、そしてVもぎ・Wもぎに頻出の事実です。

イ:ブラジル
さとうきびやとうもろこしを原料としたバイオエタノールの生産が盛んです。
バイオエタノールは自動車などの燃料になっています。
BRICSは、ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカです。

ウ:メキシコ
NAFTA(北米自由貿易協定)はアメリカ合衆国、カナダ、メキシコの三カ国が締結した協定です。
メキシコはこの協定をきっかけに輸出量が増加し、経済が発展しました。

エ:ドイツ
医薬品や自動車の生産が盛ん。
ドイツはヨーロッパ最大の工業国です。

第2問

ア:旧宗主国はフランス。アイアイなどのユニークな動物が多数生息している。
イ:旧宗主国はイギリス。茶の栽培が盛ん。降水量が極めて多い。仏教の信者が多い。
ウ:旧宗主国はスペイン。銅の産出が多い。
エ:旧宗主国はオランダ。国土が造山帯上に位置している。熱帯気候。石炭の産出が多い。イスラム教の信者が多い。

選択肢:①マダガスカル②スリランカ③インドネシア④チリ

解答・解説

解答:ア①イ②ウ④エ③

解説

ア:マダガスカル
今回、消去法で解くことになりそう。
マダガスカルは念のため地図で場所を確認しておいてください。

イ:スリランカ
インドの近くなので、インドと同様イギリスが旧宗主国。
茶の栽培が有名である。
仏教の信者が多い。

ウ:チリ
ブラジルを除く中南米の国の旧宗主国はスペインである。(ブラジルの旧宗主国はポルトガル。)
チリは銅の産出が多いことで有名。

エ:インドネシア
国土がアルプス・ヒマラヤ造山帯と環太平洋造山帯の両方にまたがっている。
また、国土が赤道上にあるので、熱帯気候である。
石炭、原油、天然ガスなどの産出が多い資源国である。
イスラム教の信者が多い。

第3問

ア:日本の石炭輸入は、この国からのものが一番多い。
イ:石炭の生産と輸入が世界一多い。
ウ:国土が広大。ヨーロッパ向けの輸出が多い。
エ:インドとの貿易が盛ん。

選択肢:①南アフリカ共和国②ロシア③中国④オーストラリア

解答・解説

解答:ア④イ③ウ②エ①

解説

この問題は、世界地図を思い描きながらでないと難しいかもしれませんね。
「貿易が盛ん=近い」、この図式を覚えておきましょう。
(問題によっては、「アメリカ合衆国・中国は距離と関係なく世界各国との貿易額が多い」という例外要因も活用します。)

ア:オーストラリア
オーストラリアは石炭に加え、鉄鉱石・天然ガス・ボーキサイト・金などの資源の産出が多い。
そして、日本と距離が近いため日本への資源の輸出量が多い。

イ:中国
中国は石炭の産出量が世界一多い。
かつては石炭を輸出していたが、人口の増加と経済発展により石炭の消費量が多くなったため逆に世界一の石炭輸入国となった。

ウ:ロシア
ロシアは面積の広さが世界一です。ロシアが選択肢にあり、「国土が広大」とあれば注意しましょう。
また、ヨーロッパにある国なのでヨーロッパ諸国との貿易が盛ん(ヨーロッパ各国への輸出、ヨーロッパ各国からの輸入が多い)です。

エ:南アフリカ共和国
南アフリカ共和国とインドは、インド洋をはさんで隣り合っているといえます。(地図で確認してください)
そのため、南アフリカ共和国とインドは盛んに貿易を行っています。

第4問

ア:かつてスペインに支配されていた。その影響で、キリスト教カトリックの信者が多い。内陸部の気候は高山気候。
イ:国土の大部分が乾燥帯。イスラム教の信者が多い。
ウ:フィヨルドがみられる。高緯度の割に温暖な気候。キリスト教プロテスタントの信者が多い。
エ:遊牧民が暮らしている。13世紀に、ここを発祥としてアジアの大半とロシアにまたがる帝国が築かれた。

選択肢:①ノルウェー(北欧)②リビア(北アフリカ)③モンゴル④ペルー(南米)

解答・解説

解答:ア④イ②ウ①エ③

解説

ア:ペルー(南米)
ブラジルを除く中南米の国の旧宗主国はスペインである。(ブラジルの旧宗主国はポルトガル。)
そのため、中南米各国にはキリスト教カトリックの信者が多い。(これにはブラジルも含まれる。)
ペルーにはアンデス山脈があり、高山気候の都市がある。

イ:リビア(北アフリカ)
北アフリカと中東は、①砂漠が多い乾燥気候②イスラム教徒が多い
という共通の特徴をもっている。

ウ:ノルウェー(北欧)
「フィヨルド」といえば北欧。
「高緯度の割に温暖な気候」は、イギリスなどの大西洋に面したヨーロッパ各国の気候を示すことば。
キリスト教プロテスタントの信者はヨーロッパ北部に多い。

エ:モンゴル
モンゴルでは遊牧が盛ん。
13世紀にはチンギス・ハンが遊牧民の諸部族を統一し、その勢いのままモンゴル帝国と呼ばれる巨大な帝国を建設した。

第5問

ア:米の生産と輸出が盛ん。
イ:世界最長の河川がある。古代文明が遺したピラミッドなどがあることから、観光客が多い。
ウ:ヒンドゥー教において「聖なる川」とされる川の河口にある。
エ:オリーブやぶどうの生産が盛ん。衣類・かばんなどのブランド品の生産が盛ん。

選択肢:①イタリア②エジプト③バングラデシュ④タイ

解答・解説

解答:ア④イ②ウ③エ①

解説

ア:タイ
タイは世界一の米輸出国である。

イ:エジプト
エジプトには世界一長い河川であるナイル川が流れている。
また、エジプトには観光客が多く訪れる。

ウ:バングラデシュ
ヒンドゥー教はインドにおいて盛んな宗教のため、「インドの近くにある国だろう」と判断する。
バングラデシュの位置は世界地図で確認しておいてください。

エ:イタリア
地中海に面していて、オリーブやぶどうの生産が盛ん。
また、イタリアにはグッチ、プラダ、ドルチェ&ガッバーナなどの人気ブランドがあるため衣類やバッグの輸出が盛んである。

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